モスクワ出発から7日目の14時04分、終着駅北京に到着。始まる前は長くなるだろうなと思ったこの旅も終わってしまうとさびしく感じてしまった。ヘルシンキからの旅も入れると全部で8日間。 この旅にかかった切符代とビザ代は以下の通りです(すべてヘルシンキで手配しました)。 1.ヘルシンキーモスクワ夜行列車2等寝台チケット 92.40ユーロ。 2.シベリア鉄道:モスクワー北京一等寝台チケット 515ユーロ。 3.ロシアビザ(ビザ発行手数料、代行料、招待状料などを含む) 102ユーロ。 4.モンゴルビザ(ビザ発行手数料、代行料、郵送サービス料を含む) 150ユーロ。 更に詳しくは、私のブログに出ていますのでご参考下さい。
モスクワ出発から7日目の10時36分、北京前の最後の停車駅、張家口南駅に到着。ここまで来るとさすがにかなりアジアっぽくなってほっとする。3枚目の写真は中国側の食堂車。ロシアに匹敵するしょぼさだけど、米が食べられたのはうれしい。中国内では朝ごはんと昼ごはんの食券を車掌さんから貰えます。
列車は1日かけてモンゴルを縦断し国境の駅ザミンウデへ。国境検査の後、21時に中国国境の駅、二連に到着した。ここでも、まずパスポートチェックと税関チェックが行われる。国境審査官がパスポートを回収していく。この審査の間に列車は、台車を交換する。モンゴルと中国でレールの幅が異なるからであるが、ここではラッキーなことに列車からおろしてもらって交換作業を見せてもらった。おろして見せてもらえるかは車掌さん次第かな・・・。 台車交換の後、パスポートを返してもらい列車は北京に向けて0時57分に二連を後にした。 ちなみに二連駅では両替もできます。
現時時間15時43分、列車はSaynshand駅に到着。小さい男の子が草原で拾ってきたと思われるちょっときれいな石を売りに来ていた。売れてないようで、側にいたおばさんが買ってあげたら?みたいなことを言っていたが、生憎モンゴルのお金はもうない。また、伝統衣装を来たおばさんがアルミ缶を引っさげて、ミルクだかチーズを売りに来ていた。こちらは大いに興味があったがお金がなかったという>< 4枚目と5枚目の写真はモンゴルの食堂車の様子。ロシアと比べてもかなり豪勢である。
6日目の現地時間12時ごろCHOIR駅に到着。砂漠のど真ん中に突然町が現れる感じで、町自身には恐らく見どころはありません(笑)。それでも、地元の人が何かしら売りに来ています。列車は12時30分に次の駅に向けて出発。今度は3時間の行程である。
出発から5日目の現地時間18時24分、ロシア最後の駅Naushkiに到着。ここでロシアの出国検査、ならびに動力車、食堂車の交換などを行うために4時間近い停車時間となる。ナウシキ自身に見どころはありません(笑)。駅から少し離れたところにスーパーがあるぐらい。駅内のトイレがきれいなので、このために小銭でルーブルをとっておくとよいかもしれません。 4時間の停車の後、モンゴル側の国境駅Sube-batorで再び国境検査。計5時間の国境越えになります。
5日目の朝、シベリアの大きな見どころの一つであるバイカル湖が見えてきました。関東6県の大きさに匹敵し、世界の淡水の20%にも当たると言われます。真冬は完全に凍って車も走れます!(写真2枚目) バイカル湖を過ぎた後に食堂車に行ってきました。食堂車は国ごとに変わるので、ロシアの食堂車を利用したい場合は、国境を超える前のこの辺りが最後です。食堂車ではボルシチをいただきました(^~^)
4日目、現地時間朝10時50分にクラスノヤルスク駅に到着。クラスノヤルスクはエニセイ川沿いに開けた人口90万の都市。キオスクが2軒ぐらいだけで、売り子の姿は見当たらない。 ちなみに、ロシア国内での運行時刻の表示はモスクワ時間ものとなっている。なので、地元時間10時54分に到着であってもモスクワ時間の6時54分と表示される(写真3枚目)。
シベリア鉄道の停車駅であり、ウラル地域の中心都市でロシア第五位置情報の都市。ロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世が処刑された場所でもある。北京行きのシベリア鉄道は夜12時ごろに停車するので、そのころにはすっかり寝ていました_| ̄|○
シベリア鉄道2日目、モスクワ時間13:59(現地時間14:59)、Balezino駅に到着。列車からホームの様子を見ると、雪の積もる寒い中、お土産屋さん、食料を持ったおばさんたちが待ち構えている。シベリア鉄道は駅ごとの買い食いが楽しい。ピロシキなどのロシア家庭料理や燻製、飲み物が買える。
レーニンが眠る場所。レーニンは死後保存処理され、ここで生前の姿を垣間見ることができる(?)。この地を2度訪れているにもかかわらず、毎度閉館日で見ることが出来ずにいる(月曜日、金曜日、日曜日が閉館)。なお、カメラの持ち込みは不可なので、クレムリンの入り口近くの荷物預け所に預けてから行くとよい。
サンクトペテルブルグを経由してモスクワには朝の8時ぐらいに到着する。各車両の入り口には車掌が立っていて、乗客以外は入れないようになっている。そういう意味で社内の治安は比較的よいと思われる。コンパートメントは2等で4人部屋となる。
フィンランドの鉄道旅行の起点になる駅。国内主要都市への路線はもちろん、モスクワ、サンクトペテルブルグ行きもここから発着している。スウェーデン方面への列車は、線路の規格が異なるためにない。写真はヘルシンキ駅構内のレストランのもの。
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