2007年に行ったバルト3国横断旅行の記録です。
地図
マリオットホテルの上の階はワルシャワを一望できるバーがあります。旅の締めくくりに行きましたが、とてもきれいでお勧めです!
ポーランドが生んだ偉大な作曲家ショパンの博物館です。彼の生い立ちから老後まで、彼に関するいろいろな展示物があります。内部の写真撮影は禁止です。
ワルシャワの南に位置するワジェンキ公園。この公園の見どころはショパンの像やワジェンキ宮殿です。かなり広いので時間をかけてゆっくり見たいところです。
第2次世界大戦中の1944年8月1日、解放も間近とみたワルシャワ市民がドイツ軍に対して一斉蜂起をした。しかし、ソ連軍は18マイル(約30km)の地点で進軍を停止。これをみて、ヒトラーはソ連軍がワルシャワを救出する気が全くないと悟り、蜂起した国内軍の弾圧とワルシャワの徹底した破壊を命ずる。援軍を得られないワルシャワ蜂起軍は10月2日に鎮圧され、ワルシャワ市内も徹底的に破壊されてしまった。この記念碑は、蜂起45周年を記念して1989 年8月に作られたものである。
ポーランド出身の物理学者・化学者であるマリ・キュリーの博物館です。ノーベル賞を2度受賞した科学者として有名ですね。
ワルシャワ観光のメインの一つ旧市街広場。戦争のために、旧市街のオリジナルの中世の建物は壊されてしまいましたが、戦後見事に復元され世界遺産にも登録されました。
旧市街への入口、王宮広場です。ここから旧市街広場まではすぐです。
公園からピウスツキ元帥広場を抜けると聖十字架教会があります。ここにはショパンの心臓が埋められています。
18世紀に作られたサスキ公園の中に、1925年に作られた無名戦士の墓があります。24時間衛兵が墓の両側に立って、軍国主義やファシズムとの戦って死亡した兵士達の眠りを守っています。
ワルシャワ中央駅近くにあるひと際目を引くこの建物は文化科学宮殿と呼ばれます。スターリン様式であり、実際、ソビエト連邦からのポーランド人民への贈り物としてワルシャワ市内に建設されたものです。現在、中にはポーランド科学アカデミーなどがあります。
カウナス城は、ドイツ騎士団の攻撃を防ぐため13世紀に造られた城です。城と言うよりは現在は城跡といった佇まいで、お城の周りは気持ちの良い散歩道になっています。
旧市庁舎の近くにある橋を渡ると高台に上るケーブルカーがあります。その終着点からはカウナス市街を一望できます。ケーブルカーに時刻表はなく人が来ると運転するという田舎仕様となっています(笑)
白鳥にたとえられるバロック様式の建物。現在は結婚登録所として使われているようですが、我々が行った時も実際にウェディングドレスを身を包んだ花嫁さんを見ることができました。
ここヴィリニアウス通りは旧市街への入り口です。バスターミナルからは結構距離がありますが、並ぶお店を眺めながらゆっくり旧市街に向かいましょう。
カウナス新市街の目抜き通りです。たくさんのお店やレストランがあります。奥に見えるのはミカエル教会です。
「日本のシンドラー」こと杉原千畝さんの記念館です。杉原さんは、第2次世界大戦中リトアニアの日本領事館の領事代理でした。その赴任中の1940年7月、日本領事館は日本への渡航ビザを求めるユダヤ人に囲まれました。彼らはナチスドイツに追われポーランドから逃げてきたユダヤ人達でした。ここ欧州で彼らが生き残る術は、シベリアを横断し日本を経由して第3国に渡る事だけでした。シベリア横断にはソ連のビザが要りますが、それには日本ビザが必要だったのです。杉原領事は日本へビザ発給の許可を求めますが、当時ドイツと3国同盟を結んでいた日本からの返答は当然ノー。しかし、杉原領事は助けを求めるユダヤ人を無視することはできず、独断でビザの発給に踏み切りました。最終的に発行されたビザの総数は3000以上。このビザによって日本を経由して第3国に逃れることのできたユダヤ人は6000人以上だそうです。
そんな日本人の功績をここで見ることができます。
Vaizganto str. 30, LT-3000, Kaunas, Lithuania
ヴィリニュスからカウナスはバスで1時間半ほど。リトアニアの2大都市を結ぶ路線なので、本数はいっぱいあります。昼は写真の建物が空いているので、待合室として使えますが、夜は閉まってしまうので、夜行バスを使う人は出発時刻少し前までは喫茶店などで時間をつぶした方が安全のためにはいいです。
旧共産国家にはつきもののテレビ塔。テレビ塔の上は回転展望台になっていて、座りながらビリニュス市街の眺めを楽しむことができます。
テレビ塔は、展望以外にもリトアニアの民主化の歴史を知る上でも重要な場所です。1991年1月11日、ここテレビ塔などで独立を阻止しようと軍事行動に出たソ連軍と非武装の市民が衝突し14人の市民が犠牲になりました。「血の日曜日」と呼ばれる惨劇です。一階にはその当時の様子の写真が展示されています。
ロシア正教の儀礼を残しながらローマ法王に仕えるという、合同教会(ユニエイト)と呼ばれる珍しい宗派の教会。夜明けの門からすぐです。
ここの見所は、かつてあった9つの城門のうちの唯一残っている一つであるという点と、聖母のイコンです。聖母のイコンは奇跡を起こすと言われているそうで、多くの人が熱心に祈っていました。
かつてのKGBの建物ですが、現在はKGB関連の博物館になっています。かつてKGBがこの国で何を行ったかを、写真や展示物で説明しています。圧巻は地下の収容所と銃殺を行った場所です。見ているだけでおぞましい感じに襲われるぐらい、暗い雰囲気の場所になっています。
ビリニュス市街を歩いていると変なオブジェが目につきます。ここの写真以外には幾つかあったので、行った時には探してみてください。
ゲディミナス大公によって丘の上に築かれたとされているお城。ここからのヴィリニュス市街の眺めは絶景です。
ヴィリニュスのシンボル的存在でもある大聖堂。右手が大聖堂で左手の塔は「鐘塔」と呼ばれます。大聖堂の上にある像は、ソ連時代に撤去された三聖人の像で、1996年に再度設置されたものです。
16世紀に創設された大学。フレスコ画や古書室など見所がある。私はちょうど卒業式に重なって入ることができませんでした(卒業式は6月の終わり)。
ヴィルニュス旧市街のメイン通り。ピリエスとは「城の」という意味。お店を眺めながらそぞろ歩くのが楽しいです。
旧市庁舎は真っ白な造りの建物で、青い空にとても映えるきれいな建物です。ですが、ここ自体に見所はそれほど多くありません。ここから夜明け門やピリエス通りなどにアクセスします。
タリンやリガがゴシック建築が多いのに対して、ここビリニュスはバロック建築が多い町です。この教会もバロック建築のものです。
ビリニュスで宿泊したゲストハウス。かなり小奇麗で宿のスタッフの対応も親切でした。お値段もそんなに高くないしお勧めです。
リトアニアや欧州各地からのバスはビリニュスのバスターミナルに到着します。バスターミナルのすぐ側には鉄道駅があります。
シャウレイの見どころはここ十字架の丘。丘にはたくさんの十字架が立てられています。どうしてこのような丘が出来たのかははっきりしないそうですが、誰かしら立てた十字架の周りにどんどんと十字架が集まってきて今の様な形になったとか。共産時代は、KGBが何度もこの十字架を取り壊したのだそうですが、またどこからともなく十字架は立てられてしまい、今ある形になったのだそうです。
行き方:
市バスJoniskis行き、Domantai 下車。
停留所から徒歩2km。
タクシー:Teliz 通りのタクシー乗り場で直接交渉。
我々は55リタス。
所要:20分。
こんな小さな町でもユースホステルがあったりする。ここのページから予約をすることができます。http://www.jnn.siauliukolegija.lt/component/option,com_frontpage/Itemid,33/lang,en/
Tilžes str. 159, LT-76421 Siauliai, Lithuania
シャウレイ市内の教会。ユースホステルからすぐ見えるので、ホステルが宿泊場所の時はここを目印にするとよい。リーガ方面からのバスはバスターミナルの前にこの教会の近くに停車します。
シャウレイの中心街。この町の中には見どころがないのですが、インフォメーションはこの通りにあり、十字架の丘の情報を得ることができます。
ラトビアやリトアニアの各地へのバスがここから発着する。かなりきれいで時刻表も見やすい。リーガ方面からのバスはこちらからチェックできる。本数がかなり少ないので注意。http://www.busturas.lt/en
このモニュメントで、ラトビア独立戦争(1918-1920)で殺された兵士に捧げられているものである。
北欧、バルト3国では夏至は特別な日です。短い夏を楽しむために大きなお祭りがおこなわれます。郊外のテーマパークなどに行くと、民族衣装を着た人たちのダンスや合唱をしている姿を見ることができます。
リガの市内観光ではトラムを使うことはありませんが、郊外を見に行く時は便利な乗り物です。チケットは車内で買えますが、我々は細かいお金がなかったのでただにしてもらいました。
現在は大統領府として使われていますが、かつてはポーランド、スウェーデン、帝政ロシアとそれぞれの時代の支配者が居住をしていました。
屋根の上にある猫は、かつてこの家に住んでいたラトビア商人が作った物だとのこと。、当時ギルドに入るための要件はすべて満たしていたにも拘らず、ドイツ人が支配的だったギルドにそれを拒否されたために、腹いせにわざとギルドに尾っぽを向けて作ったのだそうです
14世紀にリーガの町に住む外国人商人のために建てられてもの。現在は一階がツーリストインフォメーションになっています。夏至時にはお休みになります。私が行った時はまさにそれでお休みでした;;
ツーリストの集まるドゥアマ広場。ここでビールを飲みながら2時間も居座ってしまった^^;
世界遺産であるリガ歴史地区にあるルーテル派の教会。私が行った時は中は改装中でした。
リガバスターミナルの側にある中央市場。私が行った日は日曜日でお休みだったのですが、建物の外には一杯お店が並んでいました。
ラトビアの交通の起点、リーガバスターミナル。エストニアからのバスはここに到着します。
エストニアとラトビアとの国境。現在は、両国ともシェンゲン協定国になり、ここでのパスポートチェックはなくなりました。
鉄道網が発達していないエストニアでは、バスでの移動が便利。ここからエストニア各地だけでなく、ヨーロッパ各地にバスが運行されている。
エストニア郷土料理が食べられるお店。伝統料理の血のソーセージも食べられます(写真3枚目)。
A. Lauteri 1, 10114 Tallinn
タリン郊外にあるカドリオルク宮殿。同じ名前の公園と合わせてのんびり見てみたいですね。
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